◆ COVID-19の本来の名は「武漢ウイルス」
2019年末に発生した新型コロナウイルス感染症がCOVID-19と呼ばれるようになって久しいが、このウイルスの本来の呼び名は「武漢ウイルス」である。これは、ウイルスが中国武漢で初めて確認されたことに由来する。伝染病は歴史的に、感染が初めて確認された土地の名前がつけられてきた。ジカウイルス、エボラウイルス、ロッキー山紅斑熱、ライム病、スペイン風邪なども例として挙げられる。
ではなぜ「武漢ウイルス」と呼ばれなくなったのか?まず中国の地名を出したくない中国共産党がメディアや政治家に圧力をかけた。この結果、「コロナウイルス」と呼ばれるようになったが、コロナウイルスはこれが7番目である。実際は他にも6種類のコロナウイルスがあるため、これまでのコロナウイルスと区別がつけにくく、カルテ上、医師が混乱しやすい。このため、最終的にWHO(世界保健機関)が今回の武漢ウイルスによる感染症を「COVID-19」と命名し、これが通称として使われるようになった。
◆ COVID-19には特効薬が存在する。
代表的な特効薬はヒドロキシクロロキン(HCQ)である。この薬はFDAによって認可され、65年前から使用されてきた。これまで多くの医師が、海外へ行く健康な人々に提携薬として気軽に処方してきたものであり、赤ちゃんから妊娠女性、お年寄りまで安全に使える薬として、多くの国では処方箋なしで販売されている。ところが、COVID-19が出現してから、この薬は安全でないと言われるようになった。きっかけは、全米医師会(AMA)のジャーナル誌に掲載された記事である。ここで記載された情報に驚くほどの間違いがあったため、発表後たった2週間で医師たちから抗議を受けた。しかし、その後も主流メディアは、HCQの安全性を疑わせる記事を連発した。逆に、医師らがHCQの安全性を説明した記事はことごとくネット上から削除され、メディアによって完璧に隠蔽された。このため、現在は検索をかけても見つけることが難しくなっている。
America’s Frontline Doctors(以下AFD:米国最前線の医師団)の発起人であるシモーネ・ゴールド医師は、最初に診たCOVID-19患者に、このHCQを処方した。次の日電話してみると、患者はかなり回復しており、48時間後には完治した。これは、これまでの学術論文やジャーナルの内容と一致するものであった。しかし次の日に医長からの電話で、HCQは効かないから処方するな、それを続けるならクビにすると脅された。上司とはいえ、医師が他の医師の診断・処置に干渉するのは違法である。医長に理由を追求すると、「病院の大きいスポンサーである保険会社がHCQを処方しないように医者たちに圧力をかけて阻止しているため」だとの答えであった。
スポンサーが医師の診断を左右することに納得のいかなかったゴールド医師は、オンラインで他の同じような意見を持つ医師たちに出会い、AFDを発足させた。偽情報からアメリカ国民を救うために、医師及びソーシャルメディアのインフルエンサーらとワシントンDCへ行き、ホワイトハウスの前で「白衣のサミット」を開き、事実を公表した。その模様は、あっという間に2千万のビュアーを獲得し、トランプ大統領やその息子もリツイートするなど大反響であったが、AFDのアカウントはその日のうちにユーチューブ、インスタグラム、フェイスブック、ツイッターから削除され、ゴールド医師は2つの病院から解雇された(記事「会見当日にあらゆるソーシャルメディアから抹殺された、現役医師らによる「コロナウイルス -白衣の記者会見」全容」を参照)。
2020年4月6日のワシントンポストは、アフリカでこのウイルスによって多くの人が死ぬだろうという予測を発表した。国連によれば「パンデミックの危機により、最大330万人のアフリカ人が死ぬ可能性がある」ということであった。しかし、専門家の予測とメディアのヘッドラインとは対照的に、マスクをせず、ソーシャルディスタンスも取らず、医療も限られ、ICU(集中治療室)さえないアフリカの最も貧しい国の死者は予測の1~2%にとどまった。彼らの死亡率は先進国の死亡率の1~10%に過ぎない。では何が違うのか?アフリカの国々では先進国のようにHCQの使用が禁止されていないため、簡単に手に入るのだ。
現在、AFDの努力により、HCQは米国内でオンライン購入できるようになっている。これは国民の恐怖を取り除き、実際的な解決策を提供するためである、とゴールド医師は語る。
◆ COVID-19神話の崩壊:非常に低い感染死亡率
CDC(Centers for Disease Control and Prevention:アメリカ疾病予防管理センター)が発表したデータによれば、コロナウイルス患者の治療なしの生存率は非常に高い。年齢グループ別の生存率は以下のようになっている。
ここで忘れてはならないのは、この生存率が治療なしの数字であることだ。今までニュースなどから見聞きしてきた情報とのあまりの違いに首をかしげる読者もいるかもしれない。しかし、主流メディアで報道されている数字はあくまでも感染者数であって、死亡者数ではないことを理解されたい。ウイルスの感染力が強ければ感染者数は増えるかもしれないが、問題はそれが致死であるかということである。そしてCDCのデータを見る限り、COVID-19は決して致死のウイルスとは言えないのである。
◆ COVID-19ワクチンは実験的製剤
① COVID-19ワクチンは、正確には「実験的な生物学的製剤」であり、「ワクチン」はふさわしい呼び名ではない。この実験的な生物学的製剤は、ワクチンとして承認されておらず、現在、調査段階にある。
② mRNAは新規の技術であり、これまでワクチンに使用されたことがない。どれほどの効果があるのか、実際にCOVID-19を予防できるのかどうかもわかっていない。特にファイザー製のワクチンはマイナス70度で保管しなければならないほど安定性が低い。ごく最近のことであるが、あるワクチンはHIVの偽陽性反応が起こったために開発中止となった。新規の実験的技術では予測不可能なことが起こり得るのである。
③ あまり知られていないが、COVID-19以前に開発されたコロナウイルスワクチンはことごとく失敗してきた。コロナウイルスにはいくつかの種類があるが、COVID-19は、2002年に出現した最初のコロナウイルスSAUSと78%同一のウイルスである。SAUSに関しては、人間に対して安全なワクチンは完成していない。
④ 動物実験が行われていない。動物実験を行ったと主張する会社はあるが、データが公開されていない。非常に短期間で開発された製剤であるため、十分な安全性を確保することができない。過去にも、動物実験をする前に人間に接種することによって死亡に至った事例は頻繁に起こっている。多くの科学者たちは、事前に審査済みの動物実験を行う前に接種を行えば、死亡に至る事例は避けられないと考えている。
⑤ 副反応の事例がある。これまでのコロナウイルスワクチンでも抗体依存性感染増強(ADE)や自己免疫疾患が確認されており、良く知られた様々な副反応が起こっている。2005年のSAUSワクチンをイタチに2回投与し、その後コロナウイルスに接触させたところ死亡したという事例があった。この実験結果を受けて、このワクチンは実用化されなかった。現在のCOVID-19ワクチンについてもニュースで報道されているが、神経性等のあらゆる副反応の問題が連続発生している。例えば、今年3月21日までの記録では、ヨーロッパにおいて死亡したケースが3,964人、死亡に至らないまでも何らかの副反応を経験したケースが162,610人あった。
⑥ 知られざる副反応のリスクがある。ワクチンを受けた人が後にCOVID-19に感染した場合に起こる免疫反応についてはわかっていない。また、年配者への影響も不明である。さらに、実験的mRNAワクチンは、胎盤の自己免疫拒絶反応を引き起こす可能性がある。つまり、生涯不妊になりやすいということだ。このことはワクチンの開発会社も認めており、ワクチンのボトルには以下のような注意書きが貼られている:
「COVID-19 mRNAワクチンBNT162b2hは受精力に影響を及ぼします。子供を産む年齢の女性は、2回目の接種後少なくとも2か月は妊娠を避けるように推奨されています。」
妊娠前の女性だけでなく、妊娠中の女性や、授乳中の女性も注意が必要だ。接種後の流産、授乳中の赤ちゃんの死亡などもすでに報告されている。
ファイザー製薬の元重役はFDAに対し、上記の副反応に対する対処がなされない限りファイザー製のCOVID-19ワクチンを承認しないように求めたが、FDAは昨年12月11日にファイザー製ワクチンの緊急使用を許可した。
⑦ いかなる健康被害に対しても、ワクチンの製造会社はその責任を問われない。健康被害を受けた場合は国の救済制度に頼ることになるが、救済を受けるにはその健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣による認定を受ける必要がある。
⑧ 人から人への感染を防止すると証明されていない。ワクチン接種者がウイルスの無症状キャリアとなり、知らないうちにウイルスをうつしていく可能性もある。これはパンデミックが果てしなく続くということではなかろうか。NIH COVID-10防止ネットワークを監督するコリー博士は「調査は感染を評価するようには構成されていません。それに関する疑問も上がっていませんし、この時点では全く情報がないということです」と話す。
⑨ ワクチンによって致死率が下がるという証明もない。致死率がすでに信じられないほど低いため、ワクチンを受けるメリットが感じられない。
➉ どのくらいの期間、効果が持続するのか不明である。CDCによれば、何百万人ものワクチン接種を行わない限り、最終的な効果はわからないということである。多くの人が気付いていないが、ワクチンを受けるとトラック&トレースシステムに登録され、その後2年間、臨床試験の対象者となり、米国のオラクルとグーグルがデータを収集することになっている。つまり、COVID-19ワクチンを受けると、あなたは知らず知らずのうちに2年にもわたる臨床試験に参加することになるのだ。
◆ CDCのデータに基づくAFDの医師からのワクチン接種に関する勧告
19歳以下:致死率が0.003%と非常に低いため、ワクチンは受けるべきではない。
20~49歳:健康であれば、ワクチンは受けるべきではない。
50~69歳:健康であればワクチンを受ける必要はないが、持病がある場合には考慮してもよい。
70歳以上:健康であれば受けなくてもよいが、本人の意志に任せてよい。
以上が、特に重要だと思われるCOVID-19に関する事実である。これは、12日に始まった一般市民(現在は65歳以上が対象)へのワクチン接種に際し、少なくとも考慮しておくべき事柄をまとめたものだ。ひとりびとりが、単に自分の健康状態だけでなく、ワクチン接種によって生じうる利点、不利点を十分に考慮したうえで、受けるかどうかを判断してほしい。他人はあなたを守ることはできない。守るのは自分自身だ。
America’s Frontline Doctors, HealthImpactNews, BBC News, Japan