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政治

アメリカはなぜ、憲法を無視し始めたのか コロナが理由の人権侵害に波紋

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米国のトランプ大統領は2020年3月14日、コロナウイルスの感染拡大を受けて「国家非常事態宣言」を行った。この非常事態宣言により、州知事は、火災、洪水、地震及び疫病の流行等の災害状況において、そのような災害への対処の促進又は支援に必要であるならば、 すべての法令、地域法、又は規則を「一時的に保留する」ことができる、大幅に拡大した権限を得ることになる。

プロテスタントの国アメリカ、共和党は、王不在の政治、独裁的な権力のない政治を主張してきた。しかしこの権限は、戒厳令と比較して、疫病の世界的流行に対処するよりもはるかに広い権限を
州知事に与えることになる。このため、共和党はこれに対して反対の声を上げていた。

そして今、アメリカ国民は、州知事によるコロナ対策としての戒厳令の下で、束縛された生活を送っている。各州知事は様々な対策を行っているが、中にはその道理性が疑われるものも少なくない。仕事ができずに収入が断たれた経済不安の中、市民の不満は非常に高まっており、4月16日(木)には、ミシガン州のグレッチェン・ウイットナー州知事の自粛を延長する発表に、数千人もの市民たちが反発し、州都に結集してデモを行った。

ミシガン州都で抗議デモに参加する人々 (NBC news facebook)

FOX newsのキャスター、タッカー・カールソンは同16日、ニュージャージー州のフィル・マーフィー知事とのライブインタビューの中で、州知事が下した数々の判断について繰り返し疑問をぶつけた。以下は、そのインタビューの内容の一部である――

 

 Tucker Carson and New Jersey Gov. Phil Murphy (FOX news)

カールソン「ロックダウンに対する道理性についてお伺いします。ロックダウンは、感染の増加や、医療の崩壊を抑えるためのものでした。現在は、医療の崩壊にはわずかに至らずに済んでいます。そして今日、知事は記者会見で、今度は『感染がゼロにならない限り、ロックダウンを継続する』とおっしゃいました。なぜ、(方針が)変わったのですか?」

マーフィー知事「我々は、健康管理の状況が元に戻らない限り、経済状況も再生することができないと信じています。感染数が抑えられれば、入院も集中治療も減り、必要な医療従事者の数も減ります。もし今解除してしまうと、ニュージャージー州では300万人以上が感染することになるでしょう。私が今日言及したのは、高校の卒業式や、宗教的な集会に対してです。まだまだ厳しい状況が続くでしょう。この夏まではどうなるかわかりません。」

カールソン「私がお伺いしたいのは基準についてです。多人数での集まり、例えばスポーツゲームや宗教プログラムなどを新たな感染が全くなくなるまで禁止するということですが、他の感染性のある疾病に関しては、例えそれが多数の人を死に至らしめる病気であっても、このような基準はありませんでした。この違いはなぜですか?」

マーフィー知事「基準に違いはありません。たぶん私の言い方のせいかもしれません。現実としては、今、解放して経済が再生したとしても、ワクチンがない限り、感染をゼロにすることは不可能です。ワクチンができるのは1年か1年半後のようです。我々が今必要なのは、更に充実した検査体制です。これがあれば、我々は多大な自信を持って、感染者数の多い場所を特定し、感染経路を明らかにして、対処することができます。」

カールソン「もし検査体制を充実させることができたら、この感染症の死亡率がどうなると期待されますか?」

マーフィー知事「わかりません。これまでの経過から、インフルエンザよりは有意に高いと思われます。インフルエンザにはワクチンがあります。私も毎年受けています。これに対する特定の回答はありません。この州では3千人以上が死亡しました。世界的に検査を行っていく必要があると思います。」

カールソン「つまり、知事は毎年のインフルエンザと比較されるわけですね。インフルエンザにはワクチンがあります。ほとんどの指導者たちが言及しているワシントン大学による研究では、8月4日までに(コロナウイルスで)6万人が死亡するだろうと言われています。これは、ワクチンのあるインフルエンザの死亡率よりも低い数字です。これが、ワクチンに対する知事のご信頼をぐらつかせることはないのですか?ワクチンが最終的な解決策ではないかもしれませんよ。」

マーフィー知事「それによって、私の自信がぐらつくことはありません。ワクチンに対する信頼もです。専門家は、1年か1年後には(ワクチンが)できると言っています。もし、死亡率が6万人とするならば、それは現在のわれわれの努力が実ったおかげだということです。家にいること、互いに距離を保つことで、感染が抑えられていると信じます。」

カールソン「特定の対策についてお聞きします。宗教的な集会は禁止されましたが、酒屋は必要不可欠なものとして営業を許されています。なぜでしょうか?どんな科学的証拠があって、このような判断をされたのですか?」

マーフィー知事「2つあります。まず1つ目、酒屋については裏で人が集まるという問題があるので、酒屋は営業するが、集まりはしないようにと伝えています。そして、アルコール依存症を立ち直らせるコーチたちから、酒屋が営業停止になった場合の精神衛生に対する影響の懸念が出されました。ですから、これは続けます。」

カールソン「しかし、知事は宗教的な礼拝とシナゴーグでの礼拝を禁じ、それに出席しようとした人たちを逮捕しました。知事に『信仰を実践することは、ある人たちにとって精神衛生的に重要である』と言う人はいませんでしたか?」

マーフィー知事「全ての信仰指導者たちと、我々は共通の素地がありますから、彼らは理解してくれるでしょう。酒屋であっても、ドラッグストアであっても、スーパーであっても、我々は人々が互いに距離を保つことを期待しています。現在、多くの信仰、そして実践が行われています。我々は彼らの肉体的な健康及び精神衛生にも配慮しています。」

カールソン「今一度お聞きします。どんな科学的証拠を基に、教会に出席することが、酒屋で酒を購入するよりももっと危険であると判断したのですか?この決断をしたのが知事だけでないのは理解しますが、税収入と関係があるのですか?」

マーフィー知事「税収入とは関係ありません。私はユダヤ系コミュニティやイスラム教のコミュニティの指導者たちと話をしました。誰もこのことについて喜んでいる人はいません。誰もが普通に戻りたいと願っています。私もそうしたいです。しかし、ニュージャージーの今の状況ではそれはできません。」

カールソン「2週間ほど前に、知事は州立公園を閉鎖しました。人々は公園で休み、1人でビーチに座っている人もいました。それがどんな危険をもたらすのか、どんな科学的証拠を基に決断されたのですか?」

マーフィー知事「気候が暖かくなってきていましたし、大きな宗教行事が行われる時期でもありました。過越の祭や、イースターにも差し掛かっていました。特定の地区では、公園を閉鎖し始めていました。懸念されたのは、いつもの公園に行けなくなった市民たちが、別の地区の公園に行くようになることでした。そして4月の最初の週末、そのような様子が見られました。たくさんの人が集まり、別の州のナンバープレートの車が多くみられました。私にとっても苦渋の決断だったのです。」

カールソン「科学的な話がしたいのですが。指導者の方々は皆、疫学者の指導に従っておられると思いますから。ビーチに1人で座って休んでいる人を逮捕することが、どうしてコロナウイルスの感染を阻止することになるのか、疫学的な観点から説明していただけますか?」

マーフィー知事「私はそれについては言及しませんでした。どのようにそれが起こったのかわかりません。気候が暖かくなり、大勢の人が集まり、互いとの距離が取れていませんでした。そして駐車場には外からのナンバープレートの車が多くいました。我々は北東部において最高の公園を持っています。本当に苦渋の決断でしたが、正しい判断を下さなければなりませんでした。」

カールソン「とにかく、知事はその決断をして、シナゴーグに集まっていた15人の人が逮捕され、シナゴーグに集まっていたということで起訴されました。ご存じの通り、権利宣言では、アメリカ人が宗教活動をし、平和に集う権利を保護しています。知事はどんな権限をもって、憲法を無効にし、この命令を出されたのですか?どのようにしてそのような権力を持たれたのですか?」

マーフィー知事「私は、この判断をした時に、権利宣言については考えていませんでした。我々は最初、科学的データを見て、人々が距離を保たなければならないと判断しました。感染数を抑えるには、それがベストだったのです。入院数を抑えて、最終的に死亡率を下げる・・」

カールソン「それはもちろんわかっています。私はそれに反対していません。新たな事実が毎日出て来て、この議論についての結論は出ていませんよね。私が知りたいのは、知事は、政府の行政官ですから、知事がどのように、アメリカ憲法の権利宣言に明らかに反することをする権限を持たれたのかということです。」

マーフィー知事「それはですね、つまり、1番目に、われわれは互いに距離を保たなければならないことがわかっているからです。2番目は、我々の州に当局者を迎え入れたこと。3番目、我々は、ニュージャージー州のあらゆる指導者たちと調整したり話し合ったり、なだめたりせずには何も決めていません。」

カールソン「もちろん、いろんな司祭やラビの方々とお話されたであろうことは、わかります。最後に、更に深く掘り下げた質問をさせていただきたいと思います。きっと知事もこれを考慮されたことと思います。州知事として、人々がいつ誰とどこで話をするかを命令することはできません。なぜなら、アメリカ合衆国憲法はこれらの全ての基礎であり、そのようなことを禁じているからです。これをするにあたって、知事は弁護士に相談されましたか?これには、医療問題だけでなく、法律問題が関わってくると思いますが。

マーフィー知事「もちろん、弁護士に相談せずには何もしません。それは保証します。シナゴーグとは関係ありませんが、例えを申し上げましょう。私は、ニュージャージー州のジョー・トビン枢機卿に電話をしました。イースターが近づいていたので、私は『ドライブスルーの聖餐式についてとても心配している』と話しました。なぜなら、ウイルスに感染していると知らずにうっかりうつしてしまった司祭の話を聞いたからです。すると彼は『我々はそれはしません。仲間の司教たちにもそれを徹底することをお約束します』と言いました。これは、人がいかなる形においても礼拝する権利を奪うものではありません。我々は別の形で礼拝する方法を見つけなければなりません。」

カールソン「我々は、人々の礼拝の仕方を決めることは許されていません。最後の質問、真剣な質問です。これらの命令を皆、苦痛を感じつつも良き信頼をもって従ってきたと、私は推測します。57万7千人のニュージャージーの人々が失業しました。これにより、疑いもなく自殺率が上がり、飲酒が増えるでしょう。先ほどお話したように、酒屋は営業していますから。知事は、これについてどのような重みを感じていらっしゃいますか?このロックダウンによって生じた苦痛は、ウイルスが与える苦痛以上のものであると思いますが。」

マーフィー知事「毎日自分自身に問うています。『これは正しい判断だろうか?』と。そしてその答えは、2つです。1つ目は、我々は事実、科学的データを基にできる限り最適な決定を行っているということ。2つ目は、今我々が行っていることと、代替策とを比較していること。そして代替策として我々が戒厳令を取り下げた場合、300万人以上のニュージャージーの市民が感染し、健康管理システムが対処不能になり、死亡率が倍増するでしょう。1つ1つの命は、貴いものです。代替策を考えましたが、もし今バンドエイドを外して直接対処をしようとすれば、事態は更に悪化するはずです。」

 

以上が、15分ほどのインタビューの要約である。このニュージャージー州のマーフィー知事の対策は、ほんの一例だ。タッカー・カールソンはマーフィー知事に率直な質問をぶつけているが、マーフィー知事の回答は的を射ていないように聞こえる。おそらく、答えようがないのだろう。なぜなら、真っ当に答えれば、憲法違反を認めることになるからだ。

President Trump at White House press conference (Right Side Broadcasting Network)

このインタビューが行われた次の日の金曜日、トランプ大統領は、「ミシガン州を自粛解除せよ」、「ミネソタ州を自粛解除せよ」、そして「バージニア州を自粛解除して、包囲下にある(米国憲法)修正第2条を擁護せよ!」とツイートした。この激励を受けて、アメリカの幾つかの州都に市民が集まり、自粛解除を呼びかけるデモが行われた。

テキサス州オースティンでの抗議デモ (NBC news)

共和党の当初の懸念通り、州知事によるコロナ対策は、米国憲法修正第2条で保護されている基本的人権保障の規定さえも無視するほどに行き過ぎてしまったようだ。対策期間が長引けば長引くほど、経済は停滞し、人々の不満は高まるだろう。現在、各州では徐々に自粛解除を始める動きがある。今後は、例えばスウェーデンのように、戒厳令をあえて敷かずに、コロナウイルス感染数を抑えるような対策に移行していく必要があるのではなかろうか。

《参考文献》NBC news facebook, NBC news, Right Side Broadcasting Network, FOX news

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COVID-19ワクチンを受ける前に、あなたが知っておくべきこと

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◆ COVID-19の本来の名は「武漢ウイルス」

2019年末に発生した新型コロナウイルス感染症がCOVID-19と呼ばれるようになって久しいが、このウイルスの本来の呼び名は「武漢ウイルス」である。これは、ウイルスが中国武漢で初めて確認されたことに由来する。伝染病は歴史的に、感染が初めて確認された土地の名前がつけられてきた。ジカウイルス、エボラウイルス、ロッキー山紅斑熱、ライム病、スペイン風邪なども例として挙げられる。

ではなぜ「武漢ウイルス」と呼ばれなくなったのか?まず中国の地名を出したくない中国共産党がメディアや政治家に圧力をかけた。この結果、「コロナウイルス」と呼ばれるようになったが、コロナウイルスはこれが7番目である。実際は他にも6種類のコロナウイルスがあるため、これまでのコロナウイルスと区別がつけにくく、カルテ上、医師が混乱しやすい。このため、最終的にWHO(世界保健機関)が今回の武漢ウイルスによる感染症を「COVID-19」と命名し、これが通称として使われるようになった。

◆ COVID-19には特効薬が存在する。

代表的な特効薬はヒドロキシクロロキン(HCQ)である。この薬はFDAによって認可され、65年前から使用されてきた。これまで多くの医師が、海外へ行く健康な人々に提携薬として気軽に処方してきたものであり、赤ちゃんから妊娠女性、お年寄りまで安全に使える薬として、多くの国では処方箋なしで販売されている。ところが、COVID-19が出現してから、この薬は安全でないと言われるようになった。きっかけは、全米医師会(AMA)のジャーナル誌に掲載された記事である。ここで記載された情報に驚くほどの間違いがあったため、発表後たった2週間で医師たちから抗議を受けた。しかし、その後も主流メディアは、HCQの安全性を疑わせる記事を連発した。逆に、医師らがHCQの安全性を説明した記事はことごとくネット上から削除され、メディアによって完璧に隠蔽された。このため、現在は検索をかけても見つけることが難しくなっている。

America’s Frontline Doctors(以下AFD:米国最前線の医師団)の発起人であるシモーネ・ゴールド医師は、最初に診たCOVID-19患者に、このHCQを処方した。次の日電話してみると、患者はかなり回復しており、48時間後には完治した。これは、これまでの学術論文やジャーナルの内容と一致するものであった。しかし次の日に医長からの電話で、HCQは効かないから処方するな、それを続けるならクビにすると脅された。上司とはいえ、医師が他の医師の診断・処置に干渉するのは違法である。医長に理由を追求すると、「病院の大きいスポンサーである保険会社がHCQを処方しないように医者たちに圧力をかけて阻止しているため」だとの答えであった。

スポンサーが医師の診断を左右することに納得のいかなかったゴールド医師は、オンラインで他の同じような意見を持つ医師たちに出会い、AFDを発足させた。偽情報からアメリカ国民を救うために、医師及びソーシャルメディアのインフルエンサーらとワシントンDCへ行き、ホワイトハウスの前で「白衣のサミット」を開き、事実を公表した。その模様は、あっという間に2千万のビュアーを獲得し、トランプ大統領やその息子もリツイートするなど大反響であったが、AFDのアカウントはその日のうちにユーチューブ、インスタグラム、フェイスブック、ツイッターから削除され、ゴールド医師は2つの病院から解雇された(記事「会見当日にあらゆるソーシャルメディアから抹殺された、現役医師らによる「コロナウイルス -白衣の記者会見」全容」を参照)。

2020年4月6日のワシントンポストは、アフリカでこのウイルスによって多くの人が死ぬだろうという予測を発表した。国連によれば「パンデミックの危機により、最大330万人のアフリカ人が死ぬ可能性がある」ということであった。しかし、専門家の予測とメディアのヘッドラインとは対照的に、マスクをせず、ソーシャルディスタンスも取らず、医療も限られ、ICU(集中治療室)さえないアフリカの最も貧しい国の死者は予測の1~2%にとどまった。彼らの死亡率は先進国の死亡率の1~10%に過ぎない。では何が違うのか?アフリカの国々では先進国のようにHCQの使用が禁止されていないため、簡単に手に入るのだ。

現在、AFDの努力により、HCQは米国内でオンライン購入できるようになっている。これは国民の恐怖を取り除き、実際的な解決策を提供するためである、とゴールド医師は語る。

◆ COVID-19神話の崩壊:非常に低い感染死亡率

CDC(Centers for Disease Control and Prevention:アメリカ疾病予防管理センター)が発表したデータによれば、コロナウイルス患者の治療なしの生存率は非常に高い。年齢グループ別の生存率は以下のようになっている。

ここで忘れてはならないのは、この生存率が治療なしの数字であることだ。今までニュースなどから見聞きしてきた情報とのあまりの違いに首をかしげる読者もいるかもしれない。しかし、主流メディアで報道されている数字はあくまでも感染者数であって、死亡者数ではないことを理解されたい。ウイルスの感染力が強ければ感染者数は増えるかもしれないが、問題はそれが致死であるかということである。そしてCDCのデータを見る限り、COVID-19は決して致死のウイルスとは言えないのである。

◆ COVID-19ワクチンは実験的製剤

① COVID-19ワクチンは、正確には「実験的な生物学的製剤」であり、「ワクチン」はふさわしい呼び名ではない。この実験的な生物学的製剤は、ワクチンとして承認されておらず、現在、調査段階にある。

② mRNAは新規の技術であり、これまでワクチンに使用されたことがない。どれほどの効果があるのか、実際にCOVID-19を予防できるのかどうかもわかっていない。特にファイザー製のワクチンはマイナス70度で保管しなければならないほど安定性が低い。ごく最近のことであるが、あるワクチンはHIVの偽陽性反応が起こったために開発中止となった。新規の実験的技術では予測不可能なことが起こり得るのである。

③ あまり知られていないが、COVID-19以前に開発されたコロナウイルスワクチンはことごとく失敗してきた。コロナウイルスにはいくつかの種類があるが、COVID-19は、2002年に出現した最初のコロナウイルスSAUSと78%同一のウイルスである。SAUSに関しては、人間に対して安全なワクチンは完成していない。

④ 動物実験が行われていない。動物実験を行ったと主張する会社はあるが、データが公開されていない。非常に短期間で開発された製剤であるため、十分な安全性を確保することができない。過去にも、動物実験をする前に人間に接種することによって死亡に至った事例は頻繁に起こっている。多くの科学者たちは、事前に審査済みの動物実験を行う前に接種を行えば、死亡に至る事例は避けられないと考えている。

⑤ 副反応の事例がある。これまでのコロナウイルスワクチンでも抗体依存性感染増強(ADE)や自己免疫疾患が確認されており、良く知られた様々な副反応が起こっている。2005年のSAUSワクチンをイタチに2回投与し、その後コロナウイルスに接触させたところ死亡したという事例があった。この実験結果を受けて、このワクチンは実用化されなかった。現在のCOVID-19ワクチンについてもニュースで報道されているが、神経性等のあらゆる副反応の問題が連続発生している。例えば、今年3月21日までの記録では、ヨーロッパにおいて死亡したケースが3,964人、死亡に至らないまでも何らかの副反応を経験したケースが162,610人あった。

⑥ 知られざる副反応のリスクがある。ワクチンを受けた人が後にCOVID-19に感染した場合に起こる免疫反応についてはわかっていない。また、年配者への影響も不明である。さらに、実験的mRNAワクチンは、胎盤の自己免疫拒絶反応を引き起こす可能性がある。つまり、生涯不妊になりやすいということだ。このことはワクチンの開発会社も認めており、ワクチンのボトルには以下のような注意書きが貼られている:

「COVID-19 mRNAワクチンBNT162b2hは受精力に影響を及ぼします。子供を産む年齢の女性は、2回目の接種後少なくとも2か月は妊娠を避けるように推奨されています。」

妊娠前の女性だけでなく、妊娠中の女性や、授乳中の女性も注意が必要だ。接種後の流産、授乳中の赤ちゃんの死亡などもすでに報告されている。

ファイザー製薬の元重役はFDAに対し、上記の副反応に対する対処がなされない限りファイザー製のCOVID-19ワクチンを承認しないように求めたが、FDAは昨年12月11日にファイザー製ワクチンの緊急使用を許可した。

⑦ いかなる健康被害に対しても、ワクチンの製造会社はその責任を問われない。健康被害を受けた場合は国の救済制度に頼ることになるが、救済を受けるにはその健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣による認定を受ける必要がある。

⑧ 人から人への感染を防止すると証明されていない。ワクチン接種者がウイルスの無症状キャリアとなり、知らないうちにウイルスをうつしていく可能性もある。これはパンデミックが果てしなく続くということではなかろうか。NIH COVID-10防止ネットワークを監督するコリー博士は「調査は感染を評価するようには構成されていません。それに関する疑問も上がっていませんし、この時点では全く情報がないということです」と話す。

⑨ ワクチンによって致死率が下がるという証明もない。致死率がすでに信じられないほど低いため、ワクチンを受けるメリットが感じられない。

➉ どのくらいの期間、効果が持続するのか不明である。CDCによれば、何百万人ものワクチン接種を行わない限り、最終的な効果はわからないということである。多くの人が気付いていないが、ワクチンを受けるとトラック&トレースシステムに登録され、その後2年間、臨床試験の対象者となり、米国のオラクルとグーグルがデータを収集することになっている。つまり、COVID-19ワクチンを受けると、あなたは知らず知らずのうちに2年にもわたる臨床試験に参加することになるのだ。

◆ CDCのデータに基づくAFDの医師からのワクチン接種に関する勧告
19歳以下:致死率が0.003%と非常に低いため、ワクチンは受けるべきではない。
20~49歳:健康であれば、ワクチンは受けるべきではない。
50~69歳:健康であればワクチンを受ける必要はないが、持病がある場合には考慮してもよい。
70歳以上:健康であれば受けなくてもよいが、本人の意志に任せてよい。

以上が、特に重要だと思われるCOVID-19に関する事実である。これは、12日に始まった一般市民(現在は65歳以上が対象)へのワクチン接種に際し、少なくとも考慮しておくべき事柄をまとめたものだ。ひとりびとりが、単に自分の健康状態だけでなく、ワクチン接種によって生じうる利点、不利点を十分に考慮したうえで、受けるかどうかを判断してほしい。他人はあなたを守ることはできない。守るのは自分自身だ。

America’s Frontline Doctors, HealthImpactNews, BBC News, Japan

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COVID-21 致死のウイルスは現実のものとなるのか!?

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COVID-21という本を買ってみた。著者はダレン・ホロウェイという人だ。アマゾンで検索してみたら同じタイトルの本が何冊も出てきたが、これは約60ページで比較的短い。

この本の主人公エディは、イギリスで生まれ育った20代の若者だ。どちらかというと品行方正な家族の中で、彼だけがはみ出し者であり、ギャングのリーダーとしてドラッグの取引に手を染めていた。ある日彼はひょんなことでひき逃げ事件を起こしてしまう。被害者はベビーカーの赤ん坊と若い母親で、2人ともこの事故で命を失ってしまった。罪悪感にさいなまれた彼は、警察に出頭する代わりに、自らを罰しようと人里離れたところへ出て行き、文明からまったく切り離された生活を始めて、5年の歳月が流れた。

ある日ふと、エディは街に戻ってみようと思い立つ。久しぶりに戻ったロンドンは、いつも通りの雑踏だった。最初に目指したのは父親のオフィスだ。死んだと思い、葬式まで出した息子に再会した父親は、5年前のひき逃げ事件を初めて知らされて、彼に出ていくように命じた。父親が車椅子の不自由な身体になっていたことにショックを受けたエディは、何が起こったのかを尋ねるが、父親は「COVID-21」としか答えない。そして、わけのわからないエディの目の前で、突然すべての動きが止まり、父親や秘書の女性が下を向いたまま動かなくなってしまった。エディがあわてて外に出ると、すべての人間が全員下を向いて動かなくなっていた。どこを見ても動いているのは彼だけである。と思うまもなく、サイレンが鳴り始め、警察が追ってきた。

間一髪逃れたエディ。今度は昔の仕事仲間の家へ向かった。久しぶりに会ったボスのレロイから聞いたあらましはこうだった。

--COVID-19のパンデミックから約2年後に、別のパンデミックが起こった。それがCOVID-21である。このパンデミックで、世界人口の3分の1が命を落とした。COVID-21は、COVID-19に比べて致死率が5倍も高かった。しかし、迅速に開発されたワクチンのおかげで、パンデミックは収束した。ワクチンにはマイクロチップが含まれていた。このマイクロチップが一旦体内に入ると、除去することは不可能である。このマイクロチップにより、政府がすべての人間を制御することが可能になった。街の人間の動きがすべて止まっていたのも、このマイクロチップのせいである。人は政府に対して何の力も持たないが、政府は個人個人の人生、経済、仕事、人間関係などをすべて支配することができる。政府が人の心までもプログラミングすることができるため、犯罪は一切存在しない。警察の唯一の仕事は、エディのようなワクチンを受けていない人間を見つけて捕らえることである。--

ここでエディには2つの選択肢があった。1つは警察に出頭してワクチンを受け、「普通」の生活を送ること(しかし、一部の人間はそのまま消息不明になっている)、そしてもう1つはワクチンを避けて地下に潜り、隠れて生きることである。エディは、地下に潜って生きることを選択したが、物語の最後は意外な結末を迎える。

最初、独裁的な政府が悪だと信じていたエディ。しかし実際は、政府が人々の心を完全に支配し操ることで犯罪のない「平和な世界」を造り出しており、それに対抗している人々こそが秩序を乱し、世界平和をつぶそうとしていることがわかったのだ。地下組織の人々を裏切り、政府に寝がえったエディは称賛され、悪人たちは退治され、世界は完全な政府の支配下で「平和」を取り戻す・・・

これがおおよそのあらすじである。ここでは、結論として政府が善良で、それに対抗する人々が邪悪な存在として描かれており、まるで政府のプロパガンダのようにも思える。

冒頭に記したように、COVID-21というタイトルの本は何冊も出ているが、同じタイトルを冠した映画もある。今年1月に公開されたスリラー・アクション映画「COVID-21:死のウイルス(Lethal Virus)」は、別のコロナウイルスが2021年に出現するという設定で制作された。余談だが、去年12月に公開された映画「Songbird」の設定は2024年で、変異したコロナウイルスCOVID-23が登場する。

COVID-19が出現してからわずか数か月の間に、次々と制作され発表されたこれらの本や映画は何のためだろうか。まだコロナ禍にある世界で話題性を狙い、一儲けしようとしたのか。もちろんその可能性もなくはないだろう。しかし未だパンデミック下で苦しんでいる世界で、更に恐ろしいウイルスの出現を主題にした作品がエンターテイメントとして歓迎されるかどうか。そのせいか、これらの作品の評価は一様に低く、とてもその目的を達成したとは言い難い。

ところが聖書に照らし合わせてみると、また別の見方ができるのである。

聖書によれば、この世界は戦場である。神(=善)とサタン(=悪)との間の、人間の魂をめぐる激しい戦いだ。すべての人間がこの戦いに巻き込まれている。神の側につくか、サタンの側につくか、1人1人に自由意志が与えられているが、選択肢は2つに1つである。中間の立場は存在しない。

そしてこの戦いにはルールがある。

聖書にはこう書かれている。

「まことに主なる神はそのしもべである預言者にその隠れた事を示さないでは、何事をもなされない。」

アモス書3章7節

神が何事かをなそうとするときは、必ずそれを人間に示されるということである。

これがルールの1つである。当然、神に対抗するサタンも同じように、自分がしようとしている計画を前もって公表しなければならない。そこでサタンとその軍勢は、あらゆる媒体(小説、漫画、映画、テレビ等)を用いて、自分の計画を明るみに出すのである。「COVID-21」の本も映画も、その1つといえるのではなかろうか。

この世界には、善と悪との戦いについてのあらゆるヒントが散りばめられている。聖書を学ぶことで、それが見えてくる。ヒントを見逃さないようにしよう。自分自身にとっても、家族にとっても、正しい選択をするために。

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クローズアップ

ローマ大司教がトランプ大統領に手紙!?その驚きの内容とは

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米国大統領選挙の投票日があと4日に迫った10月30日、トランプ大統領を激励する公開書簡がカトリックファミリーニュースに載った。著者は、ローマ大司教、元駐米ローマ教皇大使である。元大使であればローマ教皇の意向を代表しそうなものだが、この手紙ではローマ教皇を「裏切者」と呼び、グローバリストの陰謀に加担する者として非難している。

カトリック教会の高位聖職者がローマ教皇に対して反旗を翻すのは、容易なことではないだろう。職を失い、教会から不名誉な破門の宣告を受けることも辞さずに大司教が公開した手紙は以下の通りである。

(日本語訳)

大統領殿

神と人類に対する世界的な陰謀によって全世界の運命が脅かされているこの時にお話しすることをお許しください。私は大司教として、使徒の後継者として、アメリカ合衆国へのローマ教皇大使として手紙を書いております。市民当局と宗教当局がいずれも沈黙している只中においてであります。私のこれらの言葉を「荒野で呼ばわる者の声」(ヨハネによる福音書1章23節)としてお受け入れくださいますよう。

6月に手紙にお書きしましたように、この歴史的な時に、善の勢力に対する容赦なき戦いに悪の勢力が終結しております。光の子らが現代の霊的指導者に見捨てられて混乱し、秩序を失っている中、敵対する悪の勢力は力強く、秩序があるのです。

普通の家族、人命の尊重、国への愛情、教育とビジネスの自由など、社会基盤そのものを破壊しようとする人々の攻撃が倍増していることを、我々は毎日感じております。各国の首脳や宗教指導者らがこの西洋文化とキリスト教精神の自滅に蹂躙し、市民と信者たちの基本的権利が健康上の緊急事態の名の下に否定されております。この健康上の緊急事態が非人間的な目に見えない独裁的権力を設立するための道具であることが、ますます完全に明らかになりつつあります。

グレートリセットと呼ばれる世界的な計画が進行中です。この企画者は、個人の自由と全人口の自由を大幅に制限するための強制措置を課して、全人類を征服することを望む世界的エリートたちです。いくつかの国では、この計画はすでに承認され、資金提供がなされています。他の国ではまだ初期段階にあります。この悪魔のようなプロジェクトの共犯者であり実行者である世界的リーダーたちの背後には、世界経済フォーラムとイベント201に資金提供し、彼らのアジェンダを推進している悪辣な人物がいます。

グレートリセットの目的は、ベーシックインカムを確保し、個人の借金を帳消しにするという魅力的な約束の背後にある、自由主義的措置の賦課を目的とした健康独裁政権の執行です。この国際通貨基金による譲歩の代償は、私有財産の放棄と、ビル・ゲイツが主要な製薬グループの協力を得て推進したCovid-19およびCovid-21ワクチン接種プログラムの順守です。グレートリセットの推進者を動機付ける莫大な経済的利益の先には、ワクチン接種の執行に健康パスポートとデジタルIDの必要性が伴い、その結果、全世界人口のコンタクトトレーシングが行われることになります。これらの措置を受け入れない者は、収容所に閉じ込められるか自宅軟禁され、すべての財産が没収されます。

大統領殿、すでにいくつかの国では今年の終わりから2021年の最初の3か月間にグレートリセットが実行されることはご存じでしょう。この目的のためにさらなるロックダウンが計画されており、これは想定されるパンデミックの第2波および第3波によって公式に正当化されることになります。パニックを起こさせ、個人の自由に対する厳格な制限を正当化し、世界的な経済危機を巧みに引き起こすために展開された手段をよくご存じのことと思います。その企画者の意図は、この危機により、国家がグレートリセットを頼みとせざるを得ないようにすることです。これによって彼らがその存在とまさにその記憶を完全に消滅させようと望む世界に最後の打撃が加えられることになります。しかし大統領殿、この世界は、人々、愛情、制度、信仰、文化、伝統、理想、そしてロボットでも機械でもない人間と価値観によって成っているのです。彼らには魂と心があるのです。ルシファーは「我は仕えず」と言い、神に反逆しましたが、人類はその神からの力を引き出す、霊的な絆によって結ばれているのです。

多くの人々は(ご存じのように)、この善と悪との衝突への言及、そして「黙示録的な」ニュアンスの使用に怒りを感じています。彼らにとって、これは精神をいらだたせ、分裂を際立たせるものだというのです。敵が邪魔されないうちに征服しようとしている要塞に到達したところを発見されれば、怒るのは当然のことでしょう。しかし驚くべきことは、警報を鳴らす者が1人もいないことです。闇の政府の計画を非難する人々に対する反応はめちゃくちゃで支離滅裂ですが、これは無理もないことでしょう。共謀する主流メディアが、苦労せず、気づかれもせずに新世界秩序への移行を行うことに成功した途端、あらゆるタイプの欺瞞、スキャンダル、犯罪が明るみに出てきています。

数ヶ月前まで、これらの恐ろしい計画を告発した人間は、単純に「陰謀論者」として中傷されました。しかし今では、これらの計画が細部まで実行されています。今年の2月までは、すべての都市部で市民が、街を歩きたい、呼吸したい、ビジネスを続けたい、日曜日に教会に行きたいというだけの理由で逮捕されるとは誰も思ってもみませんでした。しかし今では、これが世界中で起こっています。古代のモニュメント、教会、魅力的な都市、特徴的な村がある小さな魅惑的な国と多くのアメリカ人が考える絵葉書のようなイタリアでもです。そして、政治家達はペルシャ総督のような法令を発布しながら、自分たちの御殿の中でバリケードを築いています。その間に、ビジネスは倒産し、店は閉店し、人々の生活、旅行、仕事、そして祈りが妨げられています。絶望した起業家、また、友人やクラスメートから隔離され、自宅で1人コンピュータの前に座ってクラスに出ることを余儀なくされた子供たちの自殺をはじめ、この操作による惨憺たる心理的影響がすでに見られます。

聖書の中で、聖パウロは私たちに、不法の秘密の力の現れを「阻止している者」カテコン(テサロニケ人への第二の手紙2章6~7節)について語っています。宗教の分野では、この悪を妨害する者は教会、特に教皇庁であり、政治の分野では、新世界秩序の確立を阻止する人々です。

今や明らかなように、ペテロの椅子を占める者(*1)がまさに最初から彼の役割を裏切り、グローバリストのイデオロギーを擁護し促進せんがために、その地位から彼を選んだ闇の教会のアジェンダを支持しています。

大統領殿、あなたは国を、神の下にある一つの国を、今日否定され争われている譲歩できない基本的自由を、そして価値観を守りたいと明確に述べられました。親愛なる大統領殿、あなたこそが、闇の政府や闇の子らの最後の攻撃を「阻止している者」です。

このため、すべての善良な人々が、差し迫った選挙の画期的な重要性を確信する必要がありす。あれやこれやの政治的プログラムのためではありません。この特殊な歴史的背景において闇の政府がロックダウンを利用して消滅させようと望むこの私たちの世界を最も良く体現するあなたの行動を、全面的に奨励するためです。あなたの敵は私たちの敵でもあります。それは人類の敵であり、「初めから人殺し」(ヨハネによる福音書8章44節)である者です。

あなたの周囲には、あなたを世界の独裁政権に対する最後の要塞と見なす人々が信仰と勇気を持って集まっています。他の選択肢は、スキャンダルと汚職で酷評され、闇の政府によって操られている人間に投票することです。彼は、ホルヘ・マリオ・ベルゴリオが教会に対して行っていること、イタリアのコンテ首相、フランスのマクロン大統領、スペインのサンチェス首相などが自国に対して行っていることを米国に対して行うことでしょう。弱みを握られやすいジョー・バイデンの性質が、バチカンの「魔法の輪」の高位聖職者のそれと同様に無節操に利用され、国内政治と国際バランスのいずれにも違法の権力が干渉することを許すでしょう。ジョー・バイデンを操る者たちはすでにバイデンよりも悪い人間を用意しており、機会があればすぐに彼と交代させるであろうことは明らかです。

このような暗澹たる状況のさなか、この「見えない敵」の進出を明らかに止めることが不可能な状況においても、一縷の希望があります。敵は愛する方法を知らず、庶民を征服して彼らに牛のような扱いを受け入れさせるのに、ベーシックインカムを保証したり、住宅ローンを帳消しにしたりするだけでは不十分であることがわかっていません。憎しみと暴君的力の乱用に長い間耐えてきた庶民たちは、自分たちに魂があることを再発見しています。彼らは、自由と引き換えに自らのアイデンティティの均一化と消滅を受け入れることはできないことを理解してきています。庶民たちは、家族および社会のつながりの価値、正直な人々を結びつける信仰と文化の絆の価値を理解し始めています。このグレートリセットは失敗する運命にあります。なぜなら、これを計画した者たちは、自分たちの権利を守り、愛する人を守り、子供や孫に未来を与えるために戦うことをいとわない人々がまだいることをわかっていないからです。グローバリストの全般的に非人道的なプロジェクトは、光の子たちの堅固で勇敢な反対に直面して惨めに打ち砕かれるでしょう。敵の背後にはサタンがいますが、彼は憎むことしか知りません。しかし、私たちには、全能の主、戦いのために隊列を組んだ万軍の神、そして古代の蛇の頭を砕く最も聖なる聖母がいます。「もし神が私たちの味方であるなら、だれがわたしたちに敵し得ようか。」(ローマ人への手紙8章31節)。

大統領殿、この重大な時に、アメリカ合衆国がグローバリズムの擁護者によって宣戦布告された戦いに対する防御壁と見なされていることはよくご存じでしょう。「わたしを強くして下さるかたによって、何事でもすることができる」(ピリピ人への手紙4章13節)という使徒パウロの言葉に力を得て、主に信頼を置いてください。神の摂理の道具となることは大きな責任です。あなたを祈りでサポートしている多くの人々が熱心な懇願をささげています。必要とするすべての恵みは確かにあなたのものです。

この天国の希望、そしてあなたとファーストレディ、またあなたの協力者のための、私の祈りの保証をもって、心からあなたに私の祝福を送ります。

アメリカ合衆国に天の恵みがありますように!

カルロ・マリア・ヴィガノ

ウルピアナ大司教

アメリカ合衆国へのローマ教皇大使

*1 使徒ペテロはカトリック教会において「初代ローマ教皇」とされており、したがって「ペテロの椅子を占める者」はローマ教皇のことを指している。

Catholic family news 2020年10月30日

ローマカトリック教会(以下、ローマ教会)は、第6世紀に法王権を確立させ、その後1260年にわたって教会の権威に反対するプロテスタントを迫害した。このローマ教会の世界的権力と迫害は、1798年に致命的な傷を受ける(法王権の失墜)まで続いた。そして今、ローマ法王権は、着々とすすみつつあるグローバリストの世界的支配計画の背後にいて、その権力の回復を目指している。著作家エレン・G・ホワイトは、「各時代の大争闘」の中でローマ教会についてこう描写している。

神のみ言葉はこの差し迫った危険について警告を与えてきた。これが顧みられないならば、プロテスタントの世界は、ローマ教会の目的が実際に何であったかを知ったときには、もはや手遅れになってそのわなを逃れることができないであろう。ローマ教会は黙々としてその権力をのばしつつある。その教えは議会に、教会に、また人々の心に影響を及ぼしている。法王制は堂々たる大建造物を築き上げているが、その奥まった部屋では昔の迫害がくり返されるであろう。自分が手を下す時が来たら自分自身の目的を推し進めるために、教会は、ひそかにそして怪しまれないように、勢力をのばしつつある。この教会が何よりも望むものは、有利な立場である。そして、それはすでに教会に与えられつつある。我々はローマ教会の真の目的が何であるかを間もなく見、かつ感じるであろう。神のみ言葉を信じ、それに従う者は誰でも、そのことによって非難と迫害を受けるであろう。

各時代の大争闘 下 p340(福音社)

大司教の公開書簡が米国民、特にカトリック教徒の投票にどれだけの影響を与えたのかはさだかではない。しかし、1つだけ言えるのは、次期大統領が正式にジョー・バイデンに決まれば、プロテスタントの国アメリカ合衆国はローマ教会の支配下に完全に陥るであろうということだ。ローマ教会が1798年に受けた致命的な傷は、以下の黙示録の言葉にあるように、ほぼ完全に治りつつあるのである。

その頭の一つが、死ぬほどの傷を受けたが、その致命的な傷もなおってしまった。そこで、全地の人々は驚きおそれて、その獣に従(った)

ヨハネの黙示録13章3節

Catholic Family News, Wikipedia

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